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能勢妙見山のブナ森保護活動が予想を遥かに超える好評ぶりだった話!!

こんにちは!代表の見城です!先週末に能勢妙見山森林保護のボランティアに参加してきたので、今回はその報告をしたいと思います!

かれこれ3、4ヶ月間、月一回から二回のペースで妙見山には足を運んでいたのですが、今回は今までにない初の試みをしてみました!

集合写真

1.妙見山ってどんなところ??

まずは妙見山について。

妙見山は大阪・能勢に位置する山であり、その山頂には日蓮宗のお寺があります。そしてお寺の周りの森は、ブナの森として有名です。

このブナの森は、人工林になっていないと言う部分で貴重な森です。ちなみに人工林とは、明治あたりで産業のために木を切り倒され、新しくスギやヒノキといった産業的に価値のある木が植えられた森を指します。

人工林は人間によって一様な木が植えられているのに対し、妙見山のような森はその地域にあった植生をしており、生態系が豊かです。

森林保護の大切さはこちらでも説いているので、読んでいただけたら幸いです。
ボランティアって実際どうなの??  〜森林保護の偉大さ〜

妙見山とは、お寺の周りにこのような貴重な森が広がっている場所となっています。

ちなみに、ここ妙見山のお坊さんはユニークな方が多いです。昨日は、お坊さんでダンサーというかなり変わった方(笑)が楽器作りのワークショップを開催していました。お子さんが多く参加しており、大盛況でした。

他にも、副住職というお寺で二番目に偉い方が主導で、チョコレート作りも行なっています。お坊さんがチョコレート作りって面白くないですか?(笑) しかも味にもかなりこだわっているみたいです。

妙見チョコレート

こちらのクラウドファンディングでお金を出してくださった方は食べられるみたいなので、興味ある方は是非試してみてください。あと、もし食べたらぜひ感想を聞かせてください笑

もちろんゆくゆくは妙見山でも販売していくみたいなので、よかったら食べに来てみてください!
お寺の地域の新しいかかわり方づくり【みょうけんさんチョコレート工場プロジェクト】

そして、こんなユニークな副住職さんが主導としてやられている活動の一つとして、『ブナ守の会』というものがあります。

1-1.ブナ守の会

この『ブナ守の会』というのは、先ほど説明した貴重なブナ森を保護しようと活動されている団体さんです。

こちらがHP
ブナ守の会

ブナ守の会は、お寺の関係者の方と地元の方が一緒になって活動されている団体となっています。僕たちは、このブナ守の会の活動に参加させていただきました。

2.何が初めてだったのか

冒頭で述べたように、僕はこのブナ森の会の活動に、通算して6回くらい参加させてもらっています。

もともとブナ守の会には、自分が代表を務めているもう一つの団体・阪大NICEの関係で関わらせていただくようになりました。阪大NICEとは、国際ボランティアを事業として手がけるNGO団体・NICEを大阪大学に広めようと活動する有志団体です。
NICEと阪大NICEについてはこちらをご覧ください→ 阪大NICE

阪大NICEは今まで、説明会等のNICEを広報するという活動のみを行なってきました。しかし、広報だけではなく他の活動も始めたいと思い、知り合いのツテで妙見山を紹介してもらいました。妙見山で森林の保護活動を行なっていると知った僕は、ぜひ阪大NICEとしてその活動に関わっていけたらと考え、ブナ守の会の活動に参加させていただくようになりました。

そしてそれからの4ヶ月。ある程度、ブナ守の会のこともわかってきた僕は遂に、阪大NICEとして学内に広報を行い、一緒に妙見山に行くメンバーを集いました。そう、これがタイトルにもなっている初めての試みです。

まあ、はっきり言ってSNSや知人に広報を行なっただけなので大きな試みを行なったわけではないですが、自分のやりたいことが0から1に変わったということで個人的には大事なことだと思っています。

それで結果として参加者は集まったのか…

これがなんと…

参加者の人数としては自分の除いて4人

1人は大阪大学で僕の友人。もう1人はその友人の友人で四天王寺大学の学生さん。3人目は友人の友人の友人で、こちらも四天王寺大学の学生さん。もう1人は僕がNICEのイベントでお会いして、Facebookを見て来てくださった方。

想定としては、大阪大学でボランティアに興味がある人に参加してもらおうと考えていたため、そのターゲットを掴めなかったのが個人的には残念でしたが、それでも4人もの方が集まってくれたのはとても嬉しかった

後述しますが、楽しかったと言って帰っていってくれたので、とにかくそれが今回は何よりも嬉しかったです!!

それではここからは、当日どんな活動をしたのか書いていきたいと思います。ちなみに当日はこんな感じで晴れて、気持ちよかったです!

妙見からの景色

3.午前は植樹

午前中はブナの植樹を行いました。

でもそ活動の前に恒例のブナ森講座!ブナ森の会に参加すると、いつも色々なことを教えてくれます。今日も多分に漏れず。

ブナ森講座の様子

ブナ森勉強会

今日はブナの実について教えていただきました。ブナは6年くらいに一度しか実をつけないみたいです。なぜかっていうと、ブナの木はとても成長の遅い木なのでたくさん実をつけても、新芽は成長できないからだそう。

そしてそんなブナが、一気に実をつける年があります。そうすると、地面一面にブナの新芽が生えて来て、苔が覆ってるかのような景色になるんだそうです。これは是非とも見てみたい!!

残念ながら今年はその年ではなかったものの、もしかしたら来年あたりにくるかもしれないということで僕はとてもワクワクしています。

ブナの実は栗のように、外に殻がありその中に身が入っています。中の実はひまわりの種のようで美味しいみたいです。食べてみたい。

外の殻はこんな感じ。

ブナの実

ブナの実の話以外にも、ブナの葉っぱの特徴(妙見に通いだしてからなんども聞いているので覚えました!)とかとか本当に色々教えてくださいます。これが、僕が妙見山が好きな理由の一つになっています

そしてブナ森講座が終わったらいよいよ活動スタート。ブナは柵の中に植樹するため、まずは柵の中に生えた雑草を刈っていきます。

ちなみにこの柵は鹿避けのものです。鹿は新芽だとか葉っぱだとかをどんどん食べてしまうので、山仕事をする人たちにとったら悩めるタネになっています。でも、柵を設けてしまうと本来の生態系を柵の中で維持できないという問題にもぶち当たるため、どのように柵を作るのかもなかなか難しいみたいです。
雑草を刈ってる風景
そしてある程度綺麗になったら穴を掘って…

植樹のために穴をほる

いざ植樹!!

植樹!

植樹の際、落ち葉は栄養になりそうだから一緒に埋めた方がいいのかと思っていましたが、ここで落ち葉を入れても分解されないため入れてはいけないみたいです。また、根が強く張るためには土の圧力が高い必要があるため植樹したら地面をしっかり踏むことが大切だそうです。

植樹一つとっても色々な工夫があります。山仕事っていうのはこういった工夫がいたるところにあって、本当にすごいです。こんな工夫をしているんだよって教えてもらうだけで、とても面白い!!

こうして午前中の作業は無事終了しました!

4.午後はシロダモを切った!

午後からはシロダモを切りました。

この辺りを綺麗にしました

妙見の森

このシロダモという木をなぜ切るかというと、この木は鹿が食べない木であるためブナ森にどんどん生えてきてしまいます。この木が増えてしまうと、ブナといった木に十分に栄養と日光が届かなくなってしまうため、あえてシロダモは切っているのです。

ちなみに、大きくなったシロダモを切るだけでなく有効活用しようと、妙見山ではクラフト部も活動しています。活動内容としては、切った木を削ってスプーンなどを作っています。僕はこの活動にも参加していて、木を一心不乱に削るのって思ったよりも楽しいので、木工とか興味ある人は是非一緒に活動しましょう!!
こちらで見て貰えば様子がよくわかると思います

少し話が逸れましたが、とにかくこのシロダモっていう木は増えてしまうと色々困ってしまうので、僕たちは午の後1時間ほどのこぎりでこの木を倒していきました。

みなさん、のこぎりで木を切ったことってありますが?生きている木は乾燥しておらず、結構柔らかいので歯がどんどん入って、結構気持ちいです。軽い運動にもなるし、やってみると以外に楽しかったっていってくださる方は結構多いです。

そんな感じで、楽しく森を綺麗にして午後の時間は過ぎていきました。

ちなみにここでシロダモの見分け方。シロダモは葉っぱを見ると見分けやすいです。その名前にもあるように、シロダモの葉っぱは裏側がかなり白みがかっていてそれで見分けがつきます。一応葉っぱの表は、葉脈が他の木より少ないっていう特徴もあるのですが、葉っぱの裏を見ればまず間違いなくシロダモってわかると思います。

5.この活動で感じたこと

午後木を切っていて一つ、気にかかることがありました。

午前中、ブナ守の会の方と話してて聞いた話。それは

「人間にとってはいいように思えることでも、自然にとってはそうではないかもしれないし、むしろマイナスになってるかもしれない。」

ということ。例えば、森に倒木があったとしたら景観が悪くなるからって理由で取り除くことがあります。でも森にとってはこの倒木が次の木が育つための栄養になったりするので、本当は取り除いてはいけないってことが起こったりします。これはわかりやすい例ですが、もっとわかりにくい、例えば人間が森のためと思ってやってることが実は害を与えているってこともあります。

こんな話を午前中に聞いた僕は、午後木を切りながら

これは本当に森のためになっているのだろうか…

って心配にならざるを得ませんでした。

森っていうのは本当に複雑系で、今の科学ですらわからないことも多いです。そのため何が正しいのかわからないことも多々あります。それではどうすればいいのか?

僕は理系だからかもしれませんが、科学がさらに進歩すれば科学的に森に正しいことができるようになっていくのではないかって思いました。そしてだからこそ、科学の進歩は重要であるのではないかって考えざるを得ませんでした。

6.まとめ

今回は初の試みとして、自分で参加者を募っての活動になりました。参加してくださった方々は、とても興味深そうにブナ守の会の皆さんの話を聞いていたり、楽しそうに活動してくださいました。

参加してくださった方が楽しい思い出を作って帰ってくれればいいなと思っていたので、帰り際、楽しかったと言ってくださってとても嬉しかったです。

今回は大阪大学からは参加者は僕の友人だけでしたが、今後はもっと色々な人たちが参加してくれるよう活動を継続していこうと思います。そしてこれをきっかけに森林保護に興味を持ってくれれば、そんなに嬉しいことはないですね!

ということで、妙見山の報告は以上で終わりです!読んでくださった方、ありがとうございました。

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moire代表 見城 俊介
moireを通して「社会貢献活動が身近にある社会づくり」と「自然保護活動の普及」を実現します。大阪大学工学部4回。
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