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日本を教えながら、日本を教えられる!?京都市国際交流会館(kokoka)のボランティアを紹介します!

はじめまして、リタと申します。

いよいよ令和の時代が始まりました。平成が遠のいていくことに、一抹の寂しさどころではない昭和生まれです。とはいえこれから何が起こるのかワクワクしています。世代間ギャップ半端ないかも…ですが最後までお付き合いよろしくお願いします。

*ときどき、見聞きしたことのない言葉が出てくるかもしれません。そんな時は、「古っ!」「昭和~」「何、それ?」など、ツッコミよろしくお願いします。

今回は、わたしがボランティア活動をしている京都市国際交流会館(kokoka)について書かせていただきます。
公益財団法人 京都市国際交流協会

京都市国際交流会館(kokoka)って??

kokokaの外観はこんな感じ。和の風格漂うなかなかどっしりした佇まいでしょう。

全面ガラス張りで、オープンマインドな会館のコンセプトに見事にマッチしています。前庭の流線型の石のオブジェは、その名も”交流のタネ”と名付けられ、京都から世界へ交流の輪が広がるようにとの願いがこめられているのだそうです。

京都市と外国人をつなぐプラットフォームとして1989年に開館されたkokokaの活動を支えるのが総勢500名のボランティア。

暮らしのために必要な情報提供から、日本語習得のお手伝い、留学生から旅行者への案内まで、その役割は多岐にわたります。京都には46000人にのぼる外国人が住んでおられるので、毎日エンジン全開でがんばっています。

日本語を学ぶプラットホーム・日本語クラス

ここからは、外国の人が日本語を学ぶために行われている日本語クラスと、それを支えるボランティアについて説明したいと思います。

日本語クラスは、月曜日の休館日をのぞいて毎日、開かれています。クラスは火曜から日曜日まで午前、午後、夜と合わせて13クラスありボランティアはチューターとして、いずれか一つのクラスに通って日本語をおしえることになります。クラスに通ってくる外国人は、10名から多い時で30名近くになります。

日本語クラスに来る人は”学習者さん”と呼びます。

これには、「先生と生徒という上下の関係をつくるのではなく、”日本語を学ぶ人”として接することができるように」というkokokaの方針によるものです。

“学習者さん”は、留学生、日本人と結婚した夫や妻、日系企業で働く人や旅行者、ワーキングホリデーを利用して短期滞在している人など多岐にわたります。国籍は、中国、韓国、台湾、ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、ミャンマーネパール、ロシア、ウクライナ、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、トルコなどです。

日本語や日本の文化にはまって来日した人が多くおられる。

アニメ、映画に加えて、日本の小説が好きな人が多くおられるのには驚きです。アニメで人気があったのは”NARUTO -ナルト-“日本人といえば”忍者”を思い浮かべる人が今もいるということなんでしょうか(^―^)

映画では、少し古くなりますが”悪人”がとても人気がありました。脚本を読みながら九州の方言を熱心に勉強していた人は台湾から来た人でした。

他にも、三池崇史監督の任侠映画に心酔しているフランスの人や、太宰治氏の”人間失格”にはまるアメリカの人、松本清張の推理小説を読むために韓国から来日した人など、聞けば聞くほど「文化の力ってすごいなあ」と実感します…

イレギュラーなところでは、彼女にプロポーズするために遠くイタリアから来られた人がいました。彼、アンドリューさん(仮名)は、日本までオートバイに乗ってこられたとのことで、まさに”彼女をたずねて三千里”。

結果はあえなく撃沈だったとかで再びバイクで帰国とあいなられました..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ

日本語クラスの人気を支える4つのポイント

1.料金の安さ

90分/百円

2.かゆい所に手が届く的な学習方法

テキストを使っての文法の学習から、読み書き、漢字、日本語能力検定試験対策からフリートークまで、一人一人のニーズに合わせて行われます。

3.ボランティアの年齢層の厚さがアットホームな雰囲気を醸し出す。

日本語クラスのボランティアは、大学生、主婦、お勤めの後の時間で活動している人、リタイア後の人など、年齢も立場もさまざまな人たちで構成されています。

4.いつでも来て好きな時に帰れる気楽さ。

日本語クラスでは入退室が自由です。朝のクラスは10:30~12:00。午後のクラスは13:30~15:00夜は19:00~20:30。

赤ちゃん連れのママさん。赤ちゃんが泣きだして中途退室しても咎められませんよね。また、ある雨の夜に、全身びしょ濡れで自転車を飛ばして遅れてやって来られた方がおられましたが、もちろんwelcome。クラスでは日本語を学びたいという気持ちを大切にしています。

日本在住外国人の実際を見てみよう!

ここで、文化庁が行った、”日本語に対する在住外国人の意識に関する実態調査”のご紹介をさせてください。

この調査によると、日本に暮らす外国人の80%が日本語を話し、そのうち50%以上が毎日、日本語を話していると回答しています。グラフからもわかるように半数またはそれ以上の人に、病院や公共機関や仕事の現場で、日本語が未習得のために支障が出ているのがわかります。実際、日本語を学べる場所はまだまだ足りないのが現状で、正式な日本語教師の資格を持つ人から、ボランティアまで幅広く動員して対処していく必要があると言われています。

学習ノート。熱心でしょう(*´∀`)

年に一度のイベントより

最後に

kokokaでのボランティアは、国際交流のためとか、友好、親善というようなはっきりした目的意識をもって始めたものではありませんでした。けれども学習者さんの日本語を学ぶ熱心な姿に、だんだんと本気モードに火が付いていきました。

中でも心を動かされたのは、クラスに来る人来る人が日本の伝統や文化に、深い興味や関心を持っておられることでした。

Origami、Ayatori、Karuta、Syuuzi、 Kimono、Sadouといった、日本人としては当たり前すぎて、やり過ごしてしまっているような伝統文化の良さや魅力を、こんな形で再発見するとは思いもしませんでした。教えながら教えられる。日本語クラスの良さはこれに尽きます。

京都市国際交流会館(kokoka)ではインターン及びボランティアを随時募集しています。興味を持たれた方は、下記のホームページにアクセスいただき、詳細についておたずね下さい。なおインターンの対象は、年齢30歳以下となっています。性別・国籍等は不問です。
公益財団法人 京都市国際交流協会

にしても、、、

あの恋、実らせてあげたかったなぁ~

「僕があなたを一生お守りします」

こんな日本語が使えていたら、教えられていたら、今ごろ令和の青い空の下仲良く手をつないで歩くアンドリュー夫妻の姿が見れたかもしれない…

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ライター リタ
京都生まれ京都育ち。長らく箱庭のような美しい街から出たことがないことに危機感を覚え、8年前より国際交流のためのボランティア活動を始める。趣味は庭づくり。現在、韓国語の習得に邁進中。
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