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今さら聞けない ~電気ってどうやってつくられてるの?~ 知ったかぶりの水力発電所見学記

こんにちは!リタです。

今日のテーマはずばり発電

中でも再生可能エネルギーの優等生といわれる水力発電について、調べてきました。

最初に ~水力発電のココが優秀~

その① 火力、原子力と比較して、非常に短い時間で発電開始(3~5分)が可能。
電力需要の変化に素早く対応(出力調整)が可能。(流れ込み式を除く)

その② クリーンエネルギー
CO2排出量が非常に少ない

その③ 純国産エネルギー
エネルギー源のほとんどを海外からの輸入に頼っている日本にとって、国内の豊かな水資源を利用する水力発電は、とても貴重

その④ 石油や石炭とちがって、水は永遠になくなることがない。

蹴上にある水力発電所へ!

出かけたのは蹴上にある水力発電所。発電所は明治25年、事業の認可を受け、現在に至るまで発電所として操業しています。

写真は、第二期(明治45年)の建屋です。設備は残っていませんが、このハリーポッターにでも出てきそうな堅牢でしゃれた建物は、現在、蹴上水力発電所のシンボルとなっています。

建物の正面に掲げられた“功天亮“(てんこうたすく)という文字には、「水力エネルギーという自然の恵みを人々の暮らしに生かすことこそ、天の意志に叶うものである」という思いがこめられているそうです。

関西電力エンジニアリングの方にインタビュー

せっかくなので、関西電力エンジニアリングの係の方に色々とたずねてみました。

Q1.水力発電ってそもそもどのようにして発電するんですか。

A1.高いところから低いほうへ勢いよく水を流し、その中に発電用のポンプ水車を設置し、その水車の回転で発電機を動かすことによって発電を行います。これは水源である琵琶湖が、京都より34m高いという位置関係から可能となったものです。

Q2.発動機ってどのような仕組みになっているんですか

A2.水車を回転させると、水車と同一軸(主軸)の磁石でできた回転子6が回りはじめます。 回転子にはコイル2(界磁巻線)が巻かれており、コイルに誘導電流が流れると、コイルは磁石の性質を持つようになります。回転子の外側にはコイル1(固定子巻線)が巻かれた固定子があり、固定子コイルが、電磁石となり回転子が回転すると、電磁誘導により電気が起こります。

<発動機イメージ>

Q3.蹴上水力発電所では、一日どれくらいの量の電気がつくられているんですか。
A3.4500kwです。ちなみに家庭の一日の電気消費量は、一人当たり3kwといわれています。

Q4.京都にある発電所は蹴上発電所だけですか。
A4.いいえ。明治23年(1890年)に蹴上発電所建設の工事が開始され、その後、水路の完成とともに、1914年に夷川発電所と墨染発電所が完成しました。市内では合計三つの発電所があり、宇治にも三つあるので、京都府内では合計六つあります。また琵琶湖から引かれた水路は、かつては大津と京都で舟便が頻繁に行き来するなど運河として利用され、現在も浄水用として京都市民の貴重な水として役立てられています。

蹴上水力発電所にまつわるトリビア(三つの日本初)

1.日本で最初の事業用水力発電所だった。

2.日本で最初に路面電車を走らせた。

3.日本で最初の日本人の手による土木工事だった。
(明治23年当時、重大な工事はすべて外国人技師の手に委ねられていました。)
*明治維新による東京遷都で火が消えたようにさびれてしまった京都の街を、何とか活気づけようと、当時の市長がその威信をかけてはじめた事業といわれています。


蹴上水力発電所は、以前ご紹介した京都市国際交流会館のお隣さん。
日本を教えながら、日本を教えられる!?京都市国際交流会館(kokoka)のボランティアを紹介します!

京都・岡崎地区には、他にも発電所にまつわるレトロでモダンな近代遺産が目白押しです。こちらのHPに詳しく乗っていますので、興味のある方はぜひご覧くださいね(^▽^)/
【近代浪漫】琵琶湖疏水☆産業遺産コース | 京都・岡崎エリアの総合情報サイト【京都 岡崎コンシェルジュ】

最後に日本の発電 トリビアを一つ

“50Hz”と“60Hz”と、周波数の違う電気を使っているのは、世界で日本だけなんだとか。

日本で電気が使われるようになったのは、明治時代に入ってからで、そのころの日本は、電気をつくるための発電機を、外国から輸入しなければならなかった。その際、東京には「ドイツ製」の発電機が、大阪には「アメリカ製」の発電機がそれぞれ輸入され、それぞれの機械の周波数が異なっていたことが、今に至っているそう。

*電気の周波数がちがう場所に引っこしをするときには、「今までどおり使えるもの」「今までどおりには使えないもの」「性能が変わるもの」があるそうなので、使用している電気製品の周波数についての注意書きのチェックをお忘れなく。

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ライター リタ
京都生まれ京都育ち。長らく箱庭のような美しい街から出たことがないことに危機感を覚え、8年前より国際交流のためのボランティア活動を始める。趣味は庭づくり。現在、韓国語の習得に邁進中。
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